劇場版「あの花」を観てきました(ネタバレ注意)

超平和バスターズ 

その感想。(※ネタバレ注意)



特典

そんなわけで、劇場版「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。公開初日に映画館へ足を運んできました。
上映時間は100分、そのうち新規映像が45分。
内容はというと、総集編+αといった感じで、「超平和バスターズに大きく展開があった」わけでないです。
でも、その「+α」が個人的に良かった。

新しくで描かれているのは、幼少期のパートと、『アレ』から一年後に再び秘密基地へ集合する5人のパート。
幼少期は主にめんま視点で、ここでは設定としか存在してなかった「クォーターだから、という理由で周りからノケモンにされていためんまが、超平和バスターズの仲間に加わる」というお話も。
一年後の世界では、お焚き上げするためにめんまへの想いを手紙に綴り、そのことに対して「一年前はこんなことあったよな」と当時を振り返る5人。
テレビ放映されていた以来、一度も見返していなかったので、「あぁ、こんなことあったなぁ…」と、各キャラクターと一緒にそれぞれのシーンを懐かしめました。
逆に再放送とか見てなくて正解だったかも。

冒頭でも書きましたが、「大きな変化」はなかったです。
一年経って、また5人を新たな展開が待ち受ける…とか、めんまが復活…とか、そんなこたぁない。
中には、そういうことを期待してた方もいたかもしれませんけども。
あくまで+αとして描かれていたのは「あの出来事」からの延長線上のストーリー。
劇的に変化するわけではなく、一年という歳月を経て少しずつ成長した彼らと、その後日談でした。

号泣したのはテレビシリーズと同じく、めんまとのお別れシーン。
懐かしさが込み上げてきて、他にも泣いたところもたくさんあったけど。
対照的に、後日談として語られたパートは、観てて微笑ましかったですね。
各キャラクターが成長した部分…というかあの一件を受けて、解放された部分っていうのかな。
5人が集合したときの雰囲気と、時間の流れがとても自然で、どれもスッと体に染み込んできました。
あなるは相変わらず可愛いんだけど、つるこも「あれ?」と思うくらい可愛くなってたり。
ゆきあつも負の感情がスッキリ抜け、言動にも余裕が出てきて、真っ直ぐな良いヤツになってました。

テレビで「あの花」という作品は、キレイにまとまっているし、あれ以上のものをどうやって作っていくんだろう・・・
そんなふうに思う反面、あれから5人はどう過ごしているんだろう、とその後を気にかける自分もいました。
完全新作では変化が大きすぎるし、総集編だけでは何も変わらない。
だから、この「総集編+α」っていうのは良いさじ加減というか、あの花にあった表現方法だったと思うんですよね。
じんたんとあなるの会話、あなるとつるこの会話、つることゆきあつの会話、4人とじゃれるぽっぽ。
外見ではなく、キャラクターとキャラクターとの会話で「あ、変わったんだな」と思う場面や、しぐさ、表情。
些細だけど変わった部分と、変わってない部分、そして未だに変われない部分。
その全てが「あの花」らしいんですよ。

一区切りつけた5人が新たに踏み出す未来への一歩。
あなるは結局じんたんにハッキリと想いを伝えることはできなかったし、つることゆきあつの関係も良い感じになったところで終わりますが、その辺りにもこの先も続いていく彼らの未来が見えたりします。

パンフ 

こちらは劇場で販売されているパンフレット。
900円という値段には見合わないほど盛りだくさんな内容になっているので、入手必須。
作家陣、そしてキャスト陣のインタビューなど。
長井×岡田×田中のスタッフ座談会はかなり興味深い内容になってました。

そもそも、最初にあの花の映画を作ろうって話が出てきたときは、本当にただの「総集編」になる予定だったそう。
「イベントに行ったときに、ファンの方々がすごく喜んでくれるのを見て、半端なものは作れないって思ったんです。単なる総集編を作ってしまったら、待ってくれてる人達への裏切り行為になると。だからもう、中華屋で飲みながら「これだ!っていうものを届けなければいけないんだ!」って叫んで」(パンフレットより抜粋) というわけで、岡田さん初め、スタッフの方々のアツい想いも詰まったあの花

いやぁ、ずっと待っていた劇場版「あの花」。
映画は終わったけど、5人とめんまの物語は続く。
これからもあの花の世界のことを想い続け、考え続け、好きでいさせ続けてくれる。
自分の好きな作品が心の中で生きていてくれる、そのことをとても幸せに思います。
劇場版を作ってくれて、本当にありがとうございました。

超平和バスターズはずっとなかよし!

広告を非表示にする