「シンデレラガールズ5th 『Serendipity Parade!!!』」宮城公演の感想的なやつ

シンデレラ初の全国ツアー公演「Serendipity Parade!!!」
その第一弾となる宮城公演に2日間現地参加してきたのでちょっとした感想をば。

まず、

セレンディピティserendipity)とは、素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見すること。また、何かを探しているときに、探しているものとは別の価値があるものを偶然見つけること。平たく言うと、ふとした偶然をきっかけに、幸運をつかみ取ることである。*1

今回のツアータイトルにも入っている「セレンディピティ」という単語。
宮城公演では「素敵な偶然」「予想外の組み合わせ」をたくさん見つけることが出来ましたが、全部書いてるといくら時間があっても足りないので、5thライブにちなんで大まかに「5つ」書きたいことを選んでみました。

1.堀裕子のミラクルテレパシーのお話

担当なので少しばかり堀裕子の持ち曲「ミラクルテレパシー」の話を。
2日間通して姫川友紀藤本里奈との特別ユニット「マジサイキック野球ちょーウケる☆」(またの名を「マジサイキック野球いぎなりウケる☆」)で披露されたこの曲。
イントロではユッコが二人をステージに召喚した後、会場を煽るセリフを言っていました。

初日「幕よ上がれ!地球よ回れ!ステージよ盛り上がれー!」

2日目「君にも聞こえるか?迫りくるとっておきのエスパーボイス!」

このセリフ、実はデレステで登場するSSR堀裕子のライブ開始時のセリフなんですよね。

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「堀裕子、やればできるんだよな!!!!!」

歓喜の涙を流した瞬間。かっこよすぎるでしょ。普段はアホだけどな。

鈴木絵理ちゃんもMCで「振付の再現度が高いからデレステと見間違えたでしょ~?」なんて話もしてたけど、ダンスも含めて見聞きしていて楽しいパフォーマンスだったのは間違いない。
そして同曲終了後、もはや定番化してきたサイキック茶番で松永涼、アナスタシア、川島瑞樹を召喚して「Nocturne」を歌わせるし、もしかしなくても堀裕子っていうアイドル、天才超能力者なんじゃないのか???

3rdライブ以降、ソロではなくユニットでこの曲を披露する場面も多く、色々な可能性を見せてくれるなぁと感心すると共に「ミラクルテレパシー」に無限の可能性を見出しつつある今日この頃。

2.初参加組のお話

及川雫のぐちゆりさん
何から何まで雫ちゃん。初参加にも関わらず、フリフロ初めとしたユニット曲で大活躍。
ユッコ役の鈴木絵理ちゃんから牛の指輪をもらい、公演中につけていたという話はセクシーギルティ的にもぉ~たまんない。

・早坂美玲役朝井彩加さん
生歌聴いて思ったのは「声量あるな~!」でした。そして歌も上手い。
のぐちさんとは学生時代の同期で、歌のコンテスト的なものでコンビを組み、優勝したこともあるとか。納得。
MCや初披露だった「∀nswer」でも声の主張がとても強く、indivisualsのリーダーとしての気概を感じるとともに、ここに森久保乃々と星輝子が加わったらどうなってしまうんだろうと。
個性の嵐で会場が壊れちゃうよ。(実際、美玲が参加しただけで飛行機が着陸できないくらいの嵐巻き起こっちゃったからね)
「ウチが、最強アイドル、早坂美玲だッ!!!」がなかなかにエモくて泣きそうになってしまった。

難波笑美役伊達朱理紗さん
サマカニのオリジナルメンバーとして、そして純情Midnightではイカしたメンバーの一員として。
ソロ曲こそありませんが、ソロパートと間奏での煽りは完全に難波笑美の「それ」だった。

「自分が楽しんでいないと、他人を楽しませることが出来ない」

これが難波ちゃんの考え方だとMCで語っておられましたが、彼女がステージに立つ姿を見ていれば「楽しんでいたのか」は一目瞭然でしょうね。

シンデレラになりたいとツイートしたのが3年前。
シンデレラになったのが1年半前。
そのシンデレラがステージの上に今回立ち、他のアイドルたちと一緒に歌った。

最高かよ。(語彙力を失った)

3.安部菜々ソロ曲第二弾「メルヘン∞メタモルフォーゼ」

「なぜか泣ける曲」これが最初の印象でした。
今回のライブで、観客の声援(こえ)を得たこの曲は「完全体」に昇華。
ウサミンをウサミンたらしめる楽曲であることを痛感したライブであり、マリエッティの気迫に満ちたパフォーマンスには脱帽せざるを得ませんでしたね。

また、2日目はアンコール前に総選挙の発表がありました。
安部菜々は中間発表にて属性別3位、全体10位と好位置にいましたが、最終結果は属性別4位、全体12位という結果に。
宮城公演では総選挙上位勢の中の人は出演しておらず、ワンチャン、ウサミンがランクインしていれば…という状況。
個人的にも中間で良い順位だったこともあるし、ウサミンにTOP10を死守してもらいたいと思っていただけに、結果発表のときは無念な気持ちに。
(正直、それ以外の順位に関しては中間とほとんど変わってなかったから「デスヨネー」くらいの感想しかなかった)

そしてアンコール後、一人ずつ最後の挨拶をする場面。
れいちゃまからまこネキの流れで涙腺崩壊していたところで、「はーい!安部菜々役の三宅麻理恵です!!」と、いつも通り元気に挨拶を始める姿に、涙が引っ込んで少し笑ってしまったんですよね。
そんな彼女の口から語られたのは

「10年先もと歌っているから、10年後も私は歌わなければいけない」
「それを実現させてくれるのは、プロデューサーの力があってこそ」
「10年後何歳だとか思うかもしれませんが、『永遠の17歳安部菜々』役の三宅麻理恵なので、菜々がウサミンをやめない限り、大丈夫です!!!」

やっぱりウサミンはどこまで行ってもウサミン。
と思うと同時に、三宅麻理恵という人が安部菜々、ウサミンで本当に良かったと思った瞬間。
総選挙の内容には誰も触れていなかったけど・・・このMCは菜々Pへのエールだと勝手に解釈しています。

「らしくもないと笑われたってこれが自分の生き様」

4.これが「松永涼

yomegaippai.hatenablog.com

シンデレラ4th神戸公演初日、「生存本能ヴァルキュリア」の落ちサビでの「生き残れ」。
ここのパートを松永涼役の千菅春香さんが歌ったときの衝撃が話題になったのは記憶に新しい。
(上に当時のLV感想記事貼り付けました)

ワンコーラスだけであんなにでっかい爪痕残せる松永涼の圧倒的ボーカル力。
そんな奴が、今回ソロ曲を得て全国ツアーに殴り込みですよ。
お前は生き残れんのか?俺は生き残れなかった。指定Vo力団に勝てるわけねぇ。

松永涼のソロ曲「One Life」。
MCでちっすーも話していた通り、CD音源で聞く限り、オケはかなりそぎ落とされている曲。
その曲がライブで観客の皆さんの反応、歓声をもらって色づき、完成されると。
ちっすーはそう話していました。
もちろん、それもあると思いますが、それ以上に本人のポテンシャルの高さがすごい。
初日公演ではタイミングがズレたり、歌い出しトチったりと、ちょっと心配になる場面があったんですよ。
そこから2日目公演で一気に修正、異常なレベルの加速力。
2日目の安定感とステージングは凄まじく、それは誰もが肌で感じ取れたでしょう。
ライブでしっかり「ライブ感」を出すのってとても難しいと思うけど、それをいとも簡単にしてしまうのが、「松永涼千菅春香」。
一度生で体感してしまったらCD音源じゃ物足りなくなっちゃうくらいの音圧でした。

ソロ曲のことばっかり書いてるけど、ユニット曲でもバリバリの「圧」。

5.「松嵜麗さん」

宮城公演、参加してよかったと思う一番の要因。
センターで輝く「諸星きらり」「松嵜麗」を見れた。

2日目のラストのMCの一幕。
多くのメンバーがれいちゃまへ感謝の言葉を述べていました。
「ソロ曲がないメンバーが曲中でセリフを入れられるよう、一緒に考えてくれたりした」
演者からもファンからも絶大な信頼を得る彼女がMCで話したのは、

「センターにいることに自分自身が一番驚いている」

きらり自体、自分から進んで前に出ていくタイプではないアイドル。
気遣いが上手ですが、時には、気を遣いすぎて遠慮をしてしまうような面も。
そんなところもれいちゃまと被って見えます。
そんな彼女が「今日のきらりはキラキラしていましたか?」と涙を流しながら皆に問う。
もう、「うん!」としか返せなかったよ。
他の参加者の方はどう感じ取っただろう…目から色々と溢れていたから周りの人を見てる余裕がなかった。けど、多分同じことを思っていたんじゃないかな。

れいちゃまがきらり役を射止めたときって、声優の仕事がたくさんあったわけじゃない。
だからこそ、一つの仕事として、チャンスを掴み取りたい、熱量をぶつけたい、そんな気持ちが少なからずあったのかなって思います。
チャンスを与えられる人がまず一握り。そして、その一握りの人に与えられるチャンスで、「それをモノにできる」人はそのうちどれくらいいるんだろう。
間違いなく、「松嵜麗」という人はそのチャンスをモノにした人ですよね。
売れてなかったから頑張った、そう言うと語弊があるかもしれないけど・・・逆境的な。
いつでも全力な彼女の頑張りが、こうして5年のときを経て「センターで輝く瞬間」を見せてくれたと。
エモいって言葉で片づけられないほどエモい。

ライブ終了後に放送されたデレラジでは、MCで唐突に出た「座長」発言について、
「リーダー制度とかはない」「他の公演の子にプレッシャーをかけないであげて」と、フォロー。
アイマス内では、ライブでリーダー制(765やミリオンとか)を取っているところも珍しくないので、「座長」コメントで盛り上がっていた人たちもとくにプレッシャーとか意識していたわけではないと思うけど、本当にこの人は気遣いのプロだなって。
と、同時に、リーダーなんていない、「だれもがシンデレラ」なスタンスが、シンデレラガールズの強みなんだろうなぁ…と感じました。

―――

ってなところで、宮城の参加感想はおしまい。
参加前は一体どんなツアーになるんだろう…と思ってましたが…今回「も」すげぇぞ。
初参加勢+ベテラン勢の構図を予想してたからね。
新鮮3割+安定7割くらいと思ったら、新鮮100割だった。
よもやこんなに「新しい面しか見えない」ライブになるとは。

2曲目持ちの子が新ソロ曲に挑戦(実に4年~5年ぶりの新曲)しているわけだ。
演者側も参加者側もフレッシュな気持ちで楽しめる、win-win状態。
ゆきんこが新曲挑戦にあたって、色々と振り返り、「1stとやってること変わってないじゃん」と話してましたが、これってすごいことですよ。
自分も、シンデレラのライブ参加は2nd以降、1stは映像でしか見たことがないので、こうしてベテラン勢が初めてのことに挑戦している、1stと同じような構図をリアルタイムで追える、成長していく姿を見れることが本当に幸せ。
もちろん、今回初参加の面々のパフォーマンスもしっかりに目に焼き付けました。

さて、今回のツアー、なんとあと12公演も残ってます!(現時点で石川公演は終了しているので実際は10公演)
僕からは興味のある人はLVでもいいから見に行った方がいいよ、とだけ。

次回の大阪は両日現地参加なので、またなんかしら感想書けたらいいな~と思ってます。
ではでは。


そうそう。
宮城公演での全体曲に「BEYOND THE STARLIGHT」と「EVERMORE」が入ってたのが個人的にすごい好きなんですよね。
前者は「誰よりも光れ」― 自分が一番輝きたいという気持ち。
後者は「張り合う気持ち お互いあるけど リスペクトしてるよ」― 仲間と切磋琢磨し合い、夢の先へかけていく様。
まさにシンデレラガールズにぴったりな2曲。聴いていて胸がアツくなりました。